張栩名人を超えるという事
日本囲碁界の棋士で一番強いのは張栩名人であることに異論を唱える人はいないと思う。彼は1980年生まれの28歳。若手四天王の1人。
http://kaoru-dou.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_a30a.html
以前のブログにも書いたが28歳で若手を名乗っているようでは日本囲碁界の先は暗い。現に囲碁レベルは韓国・中国の足元にも及ばない状態が続いている。両国ともに、それこそ本当の若手棋士がどんどん出現している。
張栩名人は自分よりも年下の日本の棋院所属棋士に負けたことが過去1度しかなかった。2005年第12期阿含・桐山杯本戦トーナメントにおける井山裕太四段(当時)戦である。当時、張栩が初めて年下に負けたと、囲碁新聞・週間碁でも話題になっていた。
それから3年。井山裕太と5回対局し、すべて張栩が勝利していた。それ以外の年下との対決も『当然』のように張栩が制していた。それでは日本囲碁界に前進は無く、結果、張栩のみが世界に通用する状態になってしまった。(私的には、ここには依田九段も含めたいところ)
先日から始まった第33期名人戦挑戦者に井山裕太八段(1989年生まれ・19歳)が名乗りをあげた。今回の名人戦でいきなりタイトルを奪取するとは思えないが、囲碁界に少しは風穴があいた感じがする。
それ以外でも56期王座戦挑戦者決定戦で両者は再び対局予定がある。その他、34期天元戦挑戦者決定戦では1987年生まれの黄翊祖との対局も控えている。張栩よりも年下で次世代を背負う棋士は1981年生まれの河野臨天元を含む3人だと思う。
しかし黄翊祖も河野臨も張栩名人に勝ったことが当然無い。2人ともにこの壁を越えない限り自分達の前進はないし、日本囲碁界の前進もありえない。
井山裕太八段は名人戦1局目を制してしまった。しかも張栩得意の黒番で。棋譜も堂々としたものだったらしく(ウン級の私にはそこまで判別つきません)、高校生の子供(アマ5段)が「これは井山が奪取する。」と断言した。まぁそこまでいくかどうかはおいといて、上記3棋士には張栩を超えてもらわないと困るのである。
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